静電容量無接点方式キーボード NIZのMicro82を入手しましたので、紹介していきたいと思います。 このキーボードめっちゃオススメです!
静電容量無接点方式キーボードについて
キーボード探しの終着点と言われているのが、静電容量無接点方式キーボードです。静電容量無接点方式キーボードで有名なものでいうと、東プレのREALFORCEとPFUのHHKB(Happy Hacking Keyboard)があります。おそらく、キーボードに興味があって探したことがある方であれば、この2つについては、ご存知かと思います。といいますか、静電容量無接点方式キーボードを購入しようと思って探した場合、この2種類以外を見つけることが難しいと思います。私もつい最近まで、この2社以外で静電容量無接点方式キーボードが存在していることを知りませんでした。
余談ですが、私も東プレのREALFORCEを所持しています。もし、今まで静電容量無接点方式キーボードを使ったことが無いという方は、是非試してみてください!通常のキーボードとは全く違った打鍵感に感動すると思います!
NIZ Micro82
NIZ Micro82 ってどこの会社で作っているの?
調べたところ、AKEEYOという中国の会社らしいです。何やら、ドライブレコーダーとかを作っているようですが、何故かキーボードも作成してるみたいです。(不思議ですね)
え?中国製かー、ちょっと心配。。。。って思う方もいますよね。私も購入する前は心配でしたが、品質には問題ありませんでした!ですので、そこはご心配なく!
会社HPは以下のリンクからどうぞ。
NIZ Micro82の金額
25,999円
この記事を書いている2023/10/25現在の金額です。私が購入したのはバックライト無しモデルです。バックライト有りモデルにすると、2,000円程度プラスになります。ネット上で調べたところ、少し前までは、2万円前後で購入できた時期もあったらしいですが、現在の円安の影響か金額が上がっていますね。REALFORCEと同等のお値段です。金額的には高級キーボードの部類に入ると思いますが、購入する価値はあると思います。購入は以下のサイトでできます。
NIZ Micro82の良いところ!
- 静電容量無接点方式スイッチを採用
- 静電容量無接点方式なのにキーキャップがCherry Mx軸互換
- 有線・無線の両方に対応
- キースイッチの押下圧が35g
- 75%キーボード
- 英字配列(日本語配列はラインナップにありません)
- キーマッピングの変更が可能
- キーマッピングがキーボード本体に保存可能
静電容量無接点方式スイッチを採用
静電容量無接点方式スイッチを採用しているため、他のキーボードでは味わえない打鍵感がたまりません。打鍵感は好みがあるので一概には言えませんが、私はREALFORCEやHHKBよりNIZの打鍵感の方が好きです!スコスコ感がたまりません!私は、かなりの数のキーボードを触ってきましたが、打鍵感については現状ではNIZが一番です。
静電容量無接点方式なのにキーキャップがCherry Mx軸互換
NIZのキーキャップはCherry Mx軸互換となっているため、キーキャップを換装することが可能です。購入時に搭載されているキーキャップの質感も大変良いものですが、見た目を好みのものに変更したい方にとっては嬉しいポイントかと思います。
ただし、キーキャップは沼にハマると永遠に抜け出せなくなるので、ご注意を。。。。きっと、この記事を読んでいるキーボード好きの皆さんは経験がありますよね。
キーキャップのプロファイルは独自のもの
ちなみに、NIZに付属してくるキーキャップのプロファイルは独自のものらしいです。Cherry Profileとの比較が下の画像です。
手前がCherry Profileのキーキャップ
奥がNIZの付属キーキャップ
左がチェリープロファイル
右がNIZの付属キーキャップ
付属のキーキャップの方が背が低いのが分かるかと思います。キーキャップを交換を考えている方の参考にしてください。プロファイルが独自のため、キーキャップを交換するのであれば、全て交換する必要があると思います。
キースイッチの押下圧が35g
押下圧については、注意が必要です。押下圧35gというのは、だいぶ軽い部類になります。私は元々、押下圧45gのキーボードを使用していました。(通常、だいたい50g前後が一般的です)このため、購入当初はホームポジションに手を置いているだけで、キーが反応してしまい、苦労しました。ですが、ご安心ください。なんと、NIZのキーボードには押下圧を変更できるスプリングが付属しています。これを追加すると、+10gの押下圧にすることができます。これが以外に便利で、自分の好きなキーだけ押下圧を変更できるんですね。私はホームポジションのキーのみスプリングを追加して押下圧を変更しました。他のキーについては、逆に35gの方が軽くて押しやすかったです。
左の画像のように、キーキャップを外して付属のスプリングを設置するだけで、押下圧を変更が可能。
付属のスプリングは結構な数が入っていますので、英字部分のキーをすべて網羅するくらいはあります。
75%キーボード
私はテンキーレスキーボードが大好きです。何故ならテンキーは左側にある方が好みだからです。いつもテンキーを別に購入してキーボードの左側に配置しています。75%キーボードは、通常のフルキーボードからテンキー部分と矢印キーのエリアを削ったものですが、矢印キーはちゃんと配置されています。私は、矢印キーを頻繁に使いますので、この大きさがベストです。
英字配列
NIZのキーボードはすべて英字配列となります。これは人によってはデメリットかもしれません。何故なら多くの人は通常の日本語配列のキーボードに慣れているからです。ですが、私は英字配列のキーボードを強くオススメします。私は、仕事でプログラミングを行いますが、プログラマーであれば是非とも英字配列のキーボードを一度使ってみてもらいたいです。英字配列のキーボードの方が、記号の入力が圧倒的に楽です。特に多様する、()やシングルクォーテーション等が押しやすい位置にありますので、英字配列に慣れてしまうと、日本語配列には戻れなくなります。
また、前段でご説明したCherry Mx軸互換との相性も良いです。キーキャップは英字配列の方が圧倒的に選択の幅が広く、自分の好みに合ったキーキャップを探せます。
キーマッピングの変更が可能
NIZのキーボードは専用のアプリケーションを使用することで、全てのキーのマッピングの変更が可能です。しかも、変更したキーマッピングはキーボード本体に保存されます。ですので、一度キーマッピングを設定すれば、そのあとはUSB接続するだけで、いつでも同じキーマッピングを使用することができます。これは、会社で使用したい人にはとても嬉しい機能ではないでしょうか?最近では、セキュリティ上の問題で、会社のPCにアプリケーションを自由にインストールできない方もいらっしゃると思います。(現に、私の会社がそうです。)このような方でも、自宅PCでセッティングすれば、会社でアプリケーション無しで使用することが可能です。
NIZ Micro82の総評
静電容量無接点方式スイッチのキーボードをお探しの方で、コンパクトなモデルを求めている方には、ピッタリのキーボードだと思います。前述しましたが、静電容量無接点方式スイッチのキーボードの中では、個人的にNo1の打鍵感です。是非ともお試しください!
コメント